9/14 NIGHT OF THE ZOMBEVERZ ~残暑のトーク祭り~ 偏愛レポ(完)
先月の音楽フェスに引き続いて今回はトークだー!
いつ見てもPAPERMOONさんの看板はかわいい。今回もタイトルがポップでキュート!
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- 1.シャークネード特集(ゴライ&くつみがき)
- 2.ヒプノシスマイク特集(ちひろ・なお・こなつ・まっさき with MEZ)
- 3.LIVE(MEZ&MC凜)
- 4.大好きな必殺技特集(植田そうへい・阿G)
- 5.秋に観たい海外ドラマ特集【僕たちのユージーン特集】(ゴライ&MEZ)
- おわりに
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1.シャークネード特集(ゴライ&くつみがき)
「「シャーク!シャーク!!シャーク!!!シャーーク!!!!」」
もちふわのIKEAサメを抱えて登場です。なんとかサメ'sトーク席を座らせようと奮闘してるの笑った。
ゴライ「いつも一人なんですけども、一人っつってもMEZさんを傍らに置いてやっているんですけども*1、今回傍らに置くのがですね、大学からの友達くつみがきです」
風街同期の名コンビによる、満を持してのサメ映画話!!
ゴライ「『ジョーズ』を筆頭にどんどんどんどんエセサメ映画が作られていったワケなんですよ」
わたし「(似非なんだ)」
ゴライ「で、最近の似非サメ映画の中でもヒジョーに人気を博してしまった作品!」
ゴライ「2010年から作られて1,2,3,4,5、6まで出ちゃって、すげぇなそんなに作られてんなら、さぞかし1は面白いんじゃないかと思って我々観たんですよ」
「全ッ然そんなことない」
ゴライ「1がとにかくいちばんの壁なんです、シャークネードを観るにあたって」
くつみ「2からはすごいおもしr」
ゴライ「そう2からは急にクオリティがガッガッガッて上がってウワァすっげえ!ってなるんですけど、とにかくこの1の壁!を越えるっていうのがなったら、皆さんね!もし!この話を聞いてシャークネードが観たいってなったらとりあえず1をね!観る!っていう覚悟をね!決めてから皆さんシャークネードを観てくださいとにかく辛ぇ、ホントに辛い!!」
ここで、途中から文字通り傍らに置かれそうになったくつみがきくんから待ったがかかる。
くつみ「ちょっと待ってあのね…予想以上にいつものゴライと違いすぎて、いつも友達として話してるんですけど」
MEZ「あのね、わかるーー!!!」
くつみ「全然挟めない」
一瞬怯んだものの、その後持ち直しなんとかコメントを挟もうと果敢にゴライネードに挑むくつみがき氏。さすが同期食らいつくなあ!
怒濤のトークに情報をねじ込んだり合わせたり、瞬時に状況を判断する合いの手はまるで老練の餅つきを観ているようでした。
それにしても杵の勢いが鋭すぎるんだよなあ。一歩間違えば轢かれてしまう。
チェーンソー(主要武器)の必殺技である「海老反り切り」*2を傍らのIKEAサメで再現したり*3、フォトジェニックな一瞬があったり、とにかく楽しくトークの嵐を巻き起こして通り過ぎていったふたりでした。
ちなみにふたりが用意した『シャークネード』紹介のトークテーマは次の通り。
- 無敵の主人公たちと命の安いモブたち
くつみ「基本主人公に逆らうとみんな死ぬ」
ゴライ「逆らうか、主人公に都合が悪いやつはだいたい死にます。この二つに当てはまったヤツはそそくさと雑にサメが空から降ってきてウギャー!グシャー!って死んじゃって終わりなんですよ」
くつみ「オレ好きなのが、2で出てくるモブのおじさんがチェーンソーいっぱい持ってて、チェーンソーを竜巻に向かってどんどんどんどん投げるっていう人が居て!一切台詞も役名もないのに!」
ゴライ「ただ"チェーンソーを投げるおじさん"っていう」
くつみ「そうただ"ひたすらチェーンソーを投げるおじさん"」
- 加速する超展開
ゴライ「途中からシャークネードがいろんなものを巻き込んでファイヤーネードだー!とかサンダーネードだー!とか出てくるんですよ」
くつみ「しまいには原子力発電所を巻き込んで『ニュークリアネードだー!』っていう」
ゴライ「そんな中で箸休めみたいに、農場で牛がウワァーって巻き込まれて」
くつみ「『こっこれはーー!!』」
ゴライ・くつみ「「『カウネードだーーーー!!!』」」
ゴライ「これ思いついたからやっただけだよね」
ゴライ「3で宇宙に行くんですけど、ふっつーに宇宙でサメが泳いでる」
くつみ「なんの説明もなく、主人公たちも驚く様子もない」
- (幕間)チェーンソーの進化
ゴライ「ローマ法王からもらったチェーンソーの十字架マークを押すとチェーンソーからヒュッヒュッヒュッヒュッて!ビームが出てきて!」
くつみ「そこら中のサメを一網打尽にするんだよね!チェーンソー全く関係ないよね、なんでローマ法王はあんなの持ってたんだろうね」
- 感動のフィナーレ
6では時をかけて歴史のいろんなところで出没するシャークネードを倒す旅をするという。
くつみ「我々なんでそれをやっていくのか全く理解してない」
しかし怒濤の展開で見事シャークネードとの戦いも終局を迎える!
ゴライ「最後にフィン(主人公)の演説が始まってね、感動的な演説なんですよ!俺全然覚えてないけど」*4
ゴライ「今まで1から6までずーっと追っていた身からすると異様な感動がなんですよ」
くつみ「そう」
ゴライ「なんで俺こんなにシャークネードで感動させられてんのか全く分からない!でももうちょっと泣きそうになってるウーンすごい!!」
くつみ「1の時点では想像も付かなかった」
ストーリーラインは何度聞いても「考えるな感じろ」な状態だけど、サメがありとあらゆるシーンに出没しすぎている狂った世界のディティールを聞いているだけで面白い。
「サメがいろんなところに良すぎて『水の中なら安全だ!』って飛び込んだ結果食べられちゃうモブ」とか「『降水予報』ならぬ『降サメ予報』がニュースの最後に流れる」とか。
しかしこの大人気B級映画、日本のみで映画館上映されてしかも最終作は4DXでやったとか、現地よりも愛され度合いがやばいな…少し前まではニコニコでも定期的に一挙上映されてましたしね。
ゴライ「6を俺はシネプレの4DXでMEZさんと観に行ったわけ。で、怒濤のエンドロールが流れきった瞬間にいきなりすごい勢いで部屋が明るくなって『よし帰れ!』みたいな演出が!」
「しかもMEZさんが言うにはその瞬間に4DXの椅子から"ポンッ"て背中を叩かれたらしい」*5
竜巻の勢いに相応しい客の帰し方なのか、どうなのか!どちらにしろ笑ってしまうな。
ちょっと久しぶりに聞いたゴライくんトーク、これこれこれじゃなくちゃ!と思うと同時に、19時に浴びても精神が23時過ぎの深夜テンションに引きずり込まれてしまうね。
ゴライくんトークが初手で出てくるの、いつも深夜帯に放送している番組が急にゴールデンに呼び出されたときみたいなドキドキがあるなあ…特に今回は、珍しくサークルの後輩が何人も来ていたので、樽で水をぶっかけるみたいな過激な洗礼じゃん!と思ってみてました。
「1を観るのがいちばんキツい、言い換えれば追うごとに面白くなっていく」作品らしいので秋の長すぎる夜のお供にいかがでしょうか。
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「じゃあねみなさんバイバイ! Fin!」
2.ヒプノシスマイク特集(ちひろ・なお・こなつ・まっさき with MEZ)
声優×ラップを売りに楽曲と世界観を提供し、昨今の熱狂ジャンルとして地位を確立しているヒプマイことヒプノシスマイクの特集です。わたしも好き!!
9月で始動から2周年を迎え、4thライブも大成功を収めたばかりの音楽プロジェクト。その一体何処に魅力を感じているのか、選りすぐられた女優たちがしっかりと語る…と思っていたのですが。
「「「「ああ~~~かわいい~~~♡♡♡♡」」」」
MEZ「ちょっとまってて!!!!この曲終わるまで待ってて、テンション上げる儀式みたいなものなので!」
景気づけにかけたライブ映像に話し手全員が夢中になってしまってスタートができない珍事。推しの前には理性など無力なんだよなあ。
「「「「はあああ~~~~…」」」」
MEZ「オタクが限界を迎える瞬間ってなかなか観られるもんじゃないから見といたほうがいいですよ」
- 『RAPで白黒つけようぜ!!!』
ひとしきり限界を迎えたのちにようやく始める特集。
まずはMEZさんによる世界観の説明ですがざっくりいうと
MEZ「武力が根絶した世界で、男たちは特殊なマイク【ヒプノシスマイク】を使ったラップによる攻撃で縄張り争いをするようになったんです」
お客「なんだそれ」
素朴な感想!
でもほんとにほぼこれしか公式から情報が与えられてないんですよ。
MEZ「ラップをすると相手に直接ダメージが行くんですよ」
MEZ「男だったらラップができて当然みたいな世界になってる、ホントに言うんですよ『君も男ならラップくらいできるだろう(CV.速水奨)』って!」
ラップでのしあがった各地区の代表がテッペン目指してドンパチラップする、ということです。わっかりやすーい。
「顔が良い!」
「骨格が良い!!」
「脚が長い!!!」
「いいよォ~~~いいよォ~~」
主に声を飛ばしてるのは姐さんふたりですが、隣のガールズも終始口から「はああ…かわいい…」と吐息を漏らしているのが良く聞こえます。
MEZ「マイクのスイッチを入れるとどこからともなく重低音とドラムが鳴って、ラップをすると相手が爆発します」
ヒップホップっていうともっとこう男臭くて地に足着けてのしあがるみたいな空気だったところに、イケメンと爆発音と良い声をひっさげて上陸したのがヒプマイというね。
「昔チームでテッペンとった4人が仲違いして散り散りになって、それぞれ新たなチームを作ってぶつかり合う」っていう、ヤンキーの王道を盛り込んでいるところもミソです。
だからこそ初期段階では、作詞作曲を依頼されたラッパーが「常にアロハを着ているヤクザの若頭で、妹とお母さんが大好き」っていう設定だけ渡されて、いざ立ち絵が上がるとイケメンでギャップがありすぎるという……今回話してくれた裏話の事態にもなったわけですが。*6
- ここからは各地区(ディビジョン)のチーム紹介と推しの話だよ!
この辺で女優たちの語彙と理性が夜逃げを始める。
- イケブクロディビジョン(ちひろさん)
BusterBros「兄弟の結束際立つ圧倒的主人公観が魅力」
何でも屋をやってる三人兄弟、次男三男はしかも高校生と中学生なんですよ。教育の質担保!!
熱血と絆で王道わちゃわちゃ感なんだよなあかわいい。
プロフィールを誕生日・身長体重から丁寧に解説してくれるちひろおねえさん。そこに趣を感じる客たちは深く頷き、他の人はポカンとしてます。
- ヨコハマディビジョン(なおさん:毒島メイソン理鶯)
MAD TRIGGER CREW「裏社会に生きるアウトローたちが魅せるラップ」*7
なお「(他チームと比べて)いちばん骨格が綺麗だと思っている」
MEZ「骨の話?」
暴力のない世界に生きる、ヤクザと汚職警察官*8と元海軍です。*9
司会のMEZさんの推しもここで出て、スーツで眼鏡な入間銃兎くん(29歳:汚職警察官)です。
MEZ「俺ヒプノシスマイクが出るって聞いたときに『頼むから眼鏡でスーツの奴だけは居てくれるな、なんかみじめな気持ちになるから』って思ってて、出てきたのがコレですよ!やってらんねぇよ!!(すき)」
なおさんの推しは重低音ボイスの理鶯くんです。
なお「元海軍で、今はヨコハマの森で暮らしてる無職のホームレスです」
「で、身長体重が191cm/74kgなんすよ、軽くねえか!?身長はオカダ・カズチカと同じなんですよ?オカダは100kg越えてるんスよ?!」
MEZ「あの、打ち合わせの段階から体重のばっかり話しすぎなんですよ、この人ら!骨格にこだわりがありすぎるんですよ!」
ちひろ「いや191cmで74kgって!BMIいくつだよ!!」
なお「85kgあって欲しい」
ここで突如入る入間銃兎のパート歌詞を読み上げるコーナー。演るのは本気じゃんけんに負けたちひろさんです。
(2:09〜2:25)
MEZ「最低じゃないですか!?十何年ラップやってますけどこんな酷い歌詞読んだことない」
- シブヤディビジョン(こなっちゃん:飴村乱数)
Filling Posse 「ポップさは随一!でも性格に難アリなチーム?」
ずーっとデロデロに溶けた声で嬉しそうにリーダー:乱数の紹介をしてくれるこなっちゃん。
あざとさ一番・かわいさ百点の乱数くん(25歳)はその実、腹黒な二面性も大きな魅力です。
ちひろ「こなっちゃんは、乱数にどうされたいの?」*10
こなつ「…都合の良いときだけ、いいように使われたいです…(ものすごい笑顔)」
ああ~~シブヤの女はみんなそう言うんだよなあ~~~みたいな頷きをしてしまった。同じチームのギャンブラーに「ずっと貢いでいたい」っていうガールもいますからね。
夢野幻太郎のことはちひろさんにバトンタッチ。
「すぐに嘘つくし、一人称も安定しないし、最初顔が好きだなって思って端ですけどだんだんと自分の推しが何者なのか分からなくなってきたんですよ!それでも!!顔が良い!!」
「3人とも誰もホントのこと言ってない」
基本的にポッセの3人、存在を疑われがち*11
そして最後の有栖川帝統くんはとにかくラップが上手い、ルーキー声優がヒップホップスカウトされてますからね。
その上手さも相まって一度聞いたら忘れられないソロ、の歌詞をじゃんけんで負けたこなっちゃんが読み上げました。
(3:56〜4:12)
MEZ「こんなバカな歌詞はないよ!最初スロットの音ですよ」
- シンジュクディビジョン(まっさきちゃん:観音坂独歩)
麻天狼「光と影が明確に出た色濃いメンバー」
精神科医(中)・人格乖離があるホスト(右)・キレる社畜(左)です。
リーダーの神宮寺寂雷先生は、回復系のラップの使い手です。回復系です。お医者さんだからね!
MEZ「傷が治ります」
まっさき「195cmの61kgです」
ちひろ「軽くねぇか???」
MEZ「体重の話は良いから!」
いや軽いわ!
医者の不養生になってしまうから「食べて……」「もっと食べて…」って客席から声が漏れてた。
伊弉冉一二三さんはシンジュクのNo.1ホストなのでラップも大変景気が良い。*12
まっさきちゃんの推しである観音坂独歩さんは、精神科に通ってる社畜です。
MEZ「彼のどこらへんが好きなんですか」
まっさき「どこらへん、んん~えっと、どこ…あのすべてっていう」
MEZ「はいありがとうございましたーッ!!」
- 新展開
最後に、奇しくもゾンビーバーズ直前に発表された新チームの解説で〆です。
ゾンビーバーズで特集をすると活動が活発になるジンクスがうっすらとありますが、まさか2周年のタイミングで新曲と新チームが発表されるとはね…しかも2チームは供給過多だよ!!
- オオサカ ディビジョン『どついたれ本舗』
オオサカ・ディビジョン登場
— ヒプノシスマイク-D.R.B-公式(ヒプマイ) (@hypnosismic) 2019年9月7日
「どついたれ本舗」🌪
CDも出るぜモチのロンよ💿
大いに期待 待ちきれない 欲しい忍耐・ド根性🦀
アーイ🙌#ヒプマイ4thhttps://t.co/G4TEFkn5nV pic.twitter.com/BJPkg1jGqE
いやいやいや他のディビジョン名との落差!!!!!!!
MEZ「飲み込め!俺たちも飲み込んでるんや今!」
ちひろ「私達も今必死に飲み込んでる最中ですよ」
- ナゴヤ ディビジョン『Bad Ass Temple』
ナゴヤ・ディビジョン “Bad Ass Temple”🙏✝️
— ヒプノシスマイク-D.R.B-公式(ヒプマイ) (@hypnosismic) 2019年9月8日
もちろんCDも発売💿 毎月栄養満点でケンコー🥦🍅🥬🥕
とはいえやっぱり 欲しい忍耐・ド根性🐸
アーイ🙌https://t.co/G4TEFkn5nV pic.twitter.com/AwY8mqtWfL
なお「メンバーにV系バンドマンがいるんですけど、ナゴヤでヴィジュアル系っていって気づいて『ナゴヤ系』っていうのがあったなって!
ナゴヤ系だからヴィジュアル系バンドマンだとしたら運営天才かって」
お待たせしました待たせましたが間髪入れず背後から急所目掛けすげードカンドカン☄️
— ヒプノシスマイク-D.R.B-公式(ヒプマイ) (@hypnosismic) 2019年9月26日
新2ディビジョンがプラスされた上に上に上にグレードアップ
つまり何が言いたいかと言うと全部ひっくるめてプラスプラスプラス➕
ちなみに楽曲配信も24時からスタッスタッスタッッ🏁
アーイhttps://t.co/8nx5IuW3gX pic.twitter.com/T2n2odbf0r
飲み込む暇もなくラップ公開されててんやわんやだよ!!
わたしはどついたれ本舗が大変気になります!!!!!!!!
そんなこんなで大盛況なヒプマイですが、なんと公式YouTubeチャンネルで集合曲フルと各シングルトリビュートは聞ける!
サブスク配信もしてて音楽コンテンツとしては入りやすい環境整えてるので、今後の発展が期待されまーす、シャンパーン!
3.LIVE(MEZ&MC凜)
ライブだライブだ!!
初夏から始まったひと夏のフェスざんまいを越えてきたコンビふたり。経験を積んでいっそうキレが増したかっっっこいいパフォーマンスと楽しいお喋りで大暴れでした。むちゃくちゃ楽しかったよ。
まず始まる前から、マイクを持ったふたりはノッサモッサわっちゃわっちゃと大変楽しそう。
MEZ「ヒプマイ特集の後にライブなんかやりたくないよ」
凜「もうめっちゃ帰りたいですもん」
MEZ「そもそも声が良いんだからそれに比べたら俺らなんて、ねぇ!!」
凜「社会にごめんなさいしよ」
MEZ「そこまでしなくていいよ?!」
機材トラブルで開始待ち中でも
凜「こういうときなにしてればいいのかな」
客(わたし)「MCー!最近あったことー!」
って無茶ぶりしたのに、きっちり「職場で露呈した性癖話」をしてくれた凜さんさすがやなって。MCしっかりやるのってレアだったかも。
こんな風に、イントロ流してもうたう3秒前までゆるゆるお喋りしてて、でも瞬間スンッて入り込んでマイク握るコンビなんなの。かっこいいの。
- lips
前述の通り最初が和やかな入り方だったからか、後半にかけてふたりのエンジンのかかり方がむちゃ急勾配で、あああかっこよいか~~~ってアガりました。
MEZさんメイン曲の時の凜さんのコーラスがまた好きで。
「挑発に乗せられ今晩も/あなたに溺れてく All Night Long」のとことかなんだけど、その行の最後のフレーズの締め方に色気めっちゃ出してくるなあって。声の使い方が上手なんですよねえ。フロウっていうのかな。
ビビッドなアイシャドウを乗せたみたいに、曲にぱっと別の色が重なるうたいかた。かっこいいよう。
- まだ寝てたい
いつも聴いてる曲だけど、ガンガンに早口ラップキメて、睨むように客席を煽るMEZさんが今日はいつになくワルに見えて、ヒプマイ特集の後だからかなって思いました。汚職警官みたーい!*13
MEZ「さすがにまだ負けるわけにはいかないですよね、ラップ始めたばかりの男性声優にはね」
MEZ「あいつらかっこいいんだよなーーーーーー負けたくねーーーーなーーーーー」(大の字)
その言葉通りここから後の曲もキレッキレでかっこよくて、先駆者の意地!!って感じがしました。
- 挙手 -"Drops" Remix-
今年の演フェスで話題をさらったラッパー・MCタイトキックに提供した曲のリミックス。本番も盛り上がってたし8月のゾンビバフェスで聞いたときも楽しかったなあ。
"挙手!"ってフレーズに応えて手を上げるんですけど、芝居に参加してた演研'sたちの反応速度と勢いがやう゛ぁい。稽古されすぎ。
自分が最前に居たので、後ろから声が塊でズドッて飛んできてつんのめるかと思った。
歌詞はタイトキックVer.から全取っ替えでそれも聞き込む余地があるしかっこいい。
そして凜さんが出演したお芝居になぞらえての歌詞をひっさげてなんですけどね。
この曲のさ!!凜さんがさ!!むちゃかっこいいわけ!!!!!聞くの2回目なのに聞き惚れてグッとくる歌詞。
役を背負ってソロで思いの丈を吐露するのがすっげぇよかった。
- ぼくらのゆくすえ
- 水星
なかなか捲られてくれない袖が気になって噛んでしまったので、弟子に舞台を任せて客席へ降りる師匠。
「オレ袖直すから、一曲お願いします。4分くらいかかるから」
凜「袖に!?どこまで袖?!!」
もうイントロ入ってるところなのにMEZさんへの袖いじりは続くし、凜さんもどんどん乗っかる。
MEZ「ホラ!いま直してんすよ!」
お客「舞台袖でね」
凜「さすが!ヨッ!!冴えてるなあ!!」
別のお客「MCが(曲調と)アンバランスだよ!」
でもこの後曲にシュッと入り込むのほんとずるいよなあ。
きらきら遠くへ連れてってくれる凜さんのうたが本当に上手いんですけど、それを引き出す歌詞の良さ*14。毎回書いてる気がするけどMEZさんの歌詞すきだなあ。良い曲過ぎてみんな大好きになっちゃうよ。
- よるのそこにて
MEZ「どんだけ暴れても最後にラブソングをやればなんとかなるって僕のラップの師匠が教えてくれて」
凜「へー!」
MEZ「うん全部嘘です。……(ヒプマイ勢へ)こうゆうのがええんやろ!」
凜「首傾げてますよ」
全体通して褒め通しなんですけど、今回「よるのそこにて」のうたう声が特に良くてだな。吐息多めのフレーズと伸びるコーラスが大人っぽくて、とても素敵素敵。MEZさんのうたと良いバランスで寄り添っている曲なんだなあと改めてときめきました。
凜さんほんとうにパフォーマンスが堂に入りつつあらっしゃる。しゃっしゃっしゃっしゃ。
MCシーンが破天荒になればなるほどギャップとして引き出される表現力なのか。*15
回を重ねる毎に一枚一枚、表現の仕方が多彩になって、その曲の音が深まるようなうたいかたをされている。ぶえーすごいよう。
MEZ&MC凜は今回も最高で最高で。
毎回「今日みたいな楽しさはないだろう」って思わせてくれて、でもその次には楽しさがまた更新されるライブ、なかなか無いよ。だからどのフェスに出張してても楽しみに観に行けるんですよね。
4.大好きな必殺技特集(植田そうへい・阿G)
植田「みんなーーーーーー必殺技が欲しいかーーーー!」
\\\\欲しーーーい////
植田「甘ったれてんじゃねーーー!!!人生にな、必殺技なんてねぇんだよ!」
開始 即 突き落とし
早速演劇界隈の先輩からデカい技が決まったところからスタートです。今夜は特に若い子が多いんですよ!!
植田「人生ってのはな、積み重ねて積み重ねて、人生を積み重ねてようやく一人前になるんだよ、そんなお前らはなぁ!感謝の正拳突き一万発やってこい」
阿G「HUNTER×HUNTERのネタですね」
とはいえみんな大好き必殺技。
題字からも滲み出る必殺技フリークの植田さんが求める「必殺技三要件」の話からスタートです。
植田「まずひとつめはこちら!」
阿G「(スケブで)②がもう出ちゃってますよ」
植田「よくあるよくある、こういうトラブルは楽しんでください」
- ①名前と決まった動き
「ジョジョ三部のディオがラストで出した『ロードローラーだッ!!』っていうやつはゲームだと超必殺技になってるけど、必殺技って言うよりは作戦だよね。特定の動きがあるわけではないし『ロードローラーアタック!!』って普段から練習してるわけでもない」
阿G「ロードローラー持ち歩いてる訳でもないですしね」
- ②リスク・条件・コストが発生する
植田「大きな隙とかマジックポイントを大量に消費するとか、バンバン撃てないっていうこと」
- ③格上に逆転できる
植田「コレが一番大事だと思うんです!」
ベジータを例に挙げて説明です。*16
阿G「格下に効いて格上に効かないのはただの技ってことですね」
植田「ギャリック砲に至っては敵に撃ってない、『地球を粉々にしてやる!』って地球に向かって撃ってて」
阿G「すごいんだけどね!」
植田「あれからどんどん地球が弱くなっていく、ドラゴンボール界では地球がすぐ壊れちゃう」
- ドラゴンボール界の"必殺技"は?
●元気玉
植田「これも構えている間は無防備なワケでリスクが発生するよね。だからお前らが偶然元気玉を習得したところで那須川天心に勝てないから!『オラに元気を~!』って言ってるところでやられちゃうから」
阿G「(お客さんを)『お前ら』ってのやめましょ!」
●魔貫光殺砲
植田「個人的に必殺技として優秀だなって思うのは『魔貫光殺砲』」
「螺旋状のビームがびゃーって出て、コレがバーッて当たるとズバァッて貫通して、こう、すごいやばいっていう」
語彙よ。
植田「あるブログで読んで気づいたんだけど、ドラゴンボールって"爆発"はたいしたことないんだけど"貫通"と"切断"は死ぬんですよ」
阿G「もう描かれちゃってますもんね」
植田「当たったら身体に穴が空いちゃって確実に殺せるって技」
阿G「じゃあ魔貫光殺砲はあんまり防がれてない?」
植田「それがですね、リスクがあって。『長い時間溜めなければいけない』『避けられてしまうと意味が無い』」
「そのリスクをどうしたかっていうと悟空が相手を羽交い締めにして『オレごと貫け!』って言ったから悟空ごと貫く!っていう」
阿G「アツイやつですね」
植田「能力が三倍以上強いラディッツに勝ってるからコレはもう確実に格上を倒す技、必殺技としては非常に優秀」
植田「でもまぁ~~~~この魔貫光殺砲はこの戦いの後使ったためしがない、というかこの後撃ってる絵は(魔貫光殺砲の)これなのに名乗らないんです」
植田「日常的に撃つようになったのかな」
阿G「味を占めたのかな」
- 「極大消滅呪文」
植田「これなんて読むか分かります?」
\メドローア!/
阿G「おっコレ分かるのは世代ですねえ!」
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
植田「平たく言っちゃうと『ドラゴンクエスト』の漫画化です。仲間のひとりとしてこいつ、ポップが出てくるんです」
阿G「初期のころは弱虫な奴として描かれがちだったんですよね」
植田「そうそうそう、すぐ逃げちゃったりして、人格的にちょっと問題のある奴」
\言い方、言い方!/
植田「(ダイの大冒険が)ドラゴンボールと最大に違うのは、あっちは強い奴は強い波を撃つ、弱い奴は弱い波しか打てないんですよ。強さに比例して波・ビームが強くなる。
ポップは、身体能力は他の仲間たちよりも弱くて、そこを魔法・ビームで補ってるキャラ。そういう意味ではポップの撃つ技って言うのは全部必殺技ともいえる、MPを消費してるわけだから」
阿G「これ(メドローア)は漫画オリジナルの魔法なんですよね」
これ読者にとっては弱いキャラの成長こそロマンだよね。弱いキャラが誰よりも強い技を使えるようになるって言うのは、希望を抱かせてくれる存在として永遠のあこがれなんだよなあ。
植田「オレもよく理屈はわかんねーんだけど、常温になるだけじゃねーのって思うんだけど」
「当たれば百パー勝てる!」
●MP消費が大きいから多くは撃てない
●(マンガ的な都合で)あんまり敵に当たらない
●跳ね返されると逆に仲間が全滅する
リスクの半分がマンガの都合と言うところが悲しいかな。
植田「まあこの必殺技も、痛みが分かんないわけ。次は痛みがみんな分かる必殺技、これです」
- 五所蹂躙絡み(ごどころじゅうりんがらーみ)
「この技分かる人居ます?」
字面だけ見せられた時点ではほとんどぽかんとしてました(一部の人間だけ吹き出して震え出す)
ここから説明を聞くにつれ、だんだんと「アレッ???」「あれそれってwww」と声が上がっていったのがさすが有名どころ。
さあみんなで再現しながら当ててみよう!
植田「これは、相手を逆さに抱え上げて、両腿を持って、相手の首を自分の首元に固定させて、ジャンプして、尻餅をついてガッ!って衝撃を与えることで、首折り・背折り・股裂き三つの必殺技を同時に決めるというすごい必殺技、五所蹂躙絡み」
「またの名を『 キ ン 肉 バ ス タ ー 』」
阿G「ですよねぇ!!」
あまりにも強く、だからこそ使われがちなキン肉バスターへの対策を語るところで「ゆでたまごの言うことだから話半分で効いて欲しいんだけど」と良い意味で作者を信用してない植田さんがよかった。
植田「あとこれあんまり言いたくないんだけど、プロレス技だからこれ、(技を)かけられる相手の協力がいるわけです…*17
だって技をかけられる方が、この*18状況でじっとしてるわけがないんですよ絶対!」
阿G「そーゆー見方もね、ありますよね(明後日の方向を見る)」
植田「あとね~これみんな使えないでしょ。だってムカつく上司がいて、『キン肉バスターかけてやる!』って思ってもまず背中合わせになる必要があるじゃない、
ムカつく上司は背中合わせになってくれないよ!!」(大喝采)
阿G「魔貫光殺砲も使えないよ?!」
植田「そりゃ使えないよ、メドローアだって使えない。
ここにいる95%はきっとメラもヒャドも使えないよ」
阿G「5%は使えるんだ!?!すごいな!??!」
「でもこっからはお待たせしました、みなさんも使える必殺技です」
\おっ/\おっ!/
- 明日から使える!ムカつく上司への必殺技
- 忍法"跳頭"(『ムジナ』)
植田「まず準備としては、髪の毛を全部剃ってカツラにします。ちゃんと最後まで聞いて」
植田「カツラにバネを仕込んで留め金で留めといて、使うときにその留め金をバッて外すとバネ仕込みになったカツラがボッ!って跳んで、びよん、びよん、びよん…っていう」
なにて?
植田「具体的にはこう」
阿G「うん、…うん?」
植田「これこそが俺は必殺技中の必殺技だなって思うんだけど!!」
ナンセンスコメディ*19の話ですよね?続けて?
植田「忍者同士の戦いは先読みが大事、先読みできなくなった奴が先にズバァって切られちゃう」
「そういうすごいスピードで戦ってるときに急にズバババババ(びよんっ)『エエッ!』その間にズバァッ!!ってあまりにも無意味なあり得ない行為に混乱しちゃう隙を狙う。これで何度も勝ってる」
阿G「何度も勝ってるんですか!すごいな!!」
ちなみにくノ一版で急に全裸になる「海月落とし」という技も出てくるそうで、もう意表を突くために我が身すら使う忍びのストイックさが窺えますね*20
植田「でもやっぱり欠点があって、この技絶対に知られちゃいけない。父親からは『見られたらたとえ親兄弟でも殺せ』」
阿G「忍びの世界は厳しい」
植田「あとこれ、お前ら使えるけど、忍者と戦う機会が無いじゃない、お前ら使っても宴会芸にしかならない」
阿G「(食らう)俺らも忍者じゃないから、一瞬フリーズさせられたところでどうってことないよね」
現代社会では捨て身の一発芸にしかならないのかなしすぎるでしょ。
- サラリーマンアッパー(『ボーイズ・オン・ザ・ラン』)
阿G「ハイハイハイ!(頷く)コレ大好きです!」
調べたらある層のバイブル的存在という、冴えない主人公が奮闘していくマンガ。に出てくる、名前からしていかにも必殺技っぽいやーつ!!
植田「名刺を出すじゃん、名刺に視線がいってるその隙にショートアッパーを顎にガッて打ち込む」
シンプルかつえぐい!!
植田「顎に当たれば確実に脳にダメージいくから、もうこれさえできれば間違いなく」
阿G「うん」
植田「苦手な上司をころせます」
阿G「上司にかけること前提の技多いですね?」
植田「ただし原作では好きだった女の子にこの技バラされて、相手のイケメンに『サラリーマンアッパーなんですよね?』って言われてそっから主人公殺戮ショーが始まってしまう…」
阿G「イケメンがカポエラ使いなんですよね」
「笑い所なんだけどなぜかイケメンがカポエラを使いだす」
急に慣れない単語が飛び込んできたな!
植田「やっぱりバレたら終わりっていうのが最大の弱点ですね。でも大丈夫、バレてもなお強い必殺技があります」
- バレても大丈夫なオススメ必殺技
植田「これ今回一番"必殺技賞"を差し上げたいと思う必殺技で」
客「(必殺技賞???)」
「僕の中でキングオブ必殺技です、それがこちら!」
(重々しくスケブをめくる)(やっぱり1ページ飛ばしてる)(あわあわ戻る)
こういうところが植田さんの愛嬌だと思う。
- 卜辻(『喧嘩稼業』)
植田「コレね、"うらつじ"って読みます。」
阿G「来ました」
植田「これ使ってるのは、現代の忍者で忍術で格闘大会に出るっていう奴」
阿G「『喧嘩稼業』っていう漫画ね、今連載中で宇宙一面白い漫画」
植田「そう宇宙一面白い漫画なんすよ」
「『素人が一日で覚えられる必殺技』『素人が達人に勝てる技』って作中で言われてるんです。
だからホラ!仮に上司が武術の達人だとしてもコレ覚えれば 楽 勝 」
「具体的には、①胴に向かってタックルする ②逆利き手で腿を掴む ③斜め45度に掌底を撃つ」
植田「ネットの前評判では、格闘家とかプロボクサーが出る大会に『忍者ってお前wwwww』って前評判だったんですよ」
阿G「このキャラの愛され具合がネットでやばい」
植田「この技のすごいところは、1試合で3発くらい成功してる、対応できないんです」
阿G「(1発でころせなくて)効いてないやんけ!って思うかもですけど、コイツ(相手)がおかしいだけですからね」
「でもこの技にもね、残念ながら欠点があって。なんだと思う?」
「『素人でも覚えられる』からパクられちゃうの。格闘技経験ゼロの相手に。だからこの忍者は卜辻でやられちゃうっていう」
ああー…ああーー………(´ω`)
植田「だから上司にバンバン卜辻撃ってたら上司が覚えてしまうね」
植田「こうやって見てきたけど、やっぱり日常に必殺技ってのはないんだ(´ω`)」
(どよめきが走る会場 ここまで頑張って覚えてきたのに?)
植田「我慢するしかない、我慢できない場合は法律で戦うしかないんだ」
阿G「wwwwwwwwww」
ド正論だ!イヤな上司には労組で戦いましょう。
植田「以上、日常の歩き方でした」
厳しい世間を歩く若人たちにありがとう!必殺技を胸に歩いていきたい、いざと掌底を上司に叩き込めるように鍛えておこうと思います。
5.秋に観たい海外ドラマ特集【僕たちのユージーン特集】(ゴライ&MEZ)
PON!
ゴライ「はいどうもー!」
MEZ「いつも思うけどこのくだり、なに?」
このオープニング、何の意味があるか掴めないけどキャッチーで良いよね。
ゴライ「主人公、名前何でしたっけ、あっジェシーだジェシー」
主人公の名前やぞ!シーズン4までやってるんでしょ!
メインどころは、突然天使と悪魔のハーフを体内に宿し超能力を手に入れちゃった牧師(殺し屋の顔をしている)*21、強めの元カノ、突然居着いちゃった吸血鬼です。
主人公の役者さん観たことあると思ったら『キャプテンアメリカ』ファーストアベンジャーでのスタークパパやんけー!お顔がよろしい。
ゴライ「ただオレらはこいつら(主人公たち)の話をしたいわけじゃないです、今回はこちら『僕たちのユージーン特集』!!」
MEZ「ユージーーーーンーーー!!」
本筋そっちのけでゴライくんの心を掴んで放さないキャラクターのお話です。もう深夜だしエグい話もばっちこい。
ゴライ「こーゆー子です」
MEZ「はいごめんなさーい、結構ショッキングな顔してますね」
ゴライ「カワイイ顔してますよね口のあたりとかね」
ゴライくんのキュートセンスには引っかかってる感じですね。
ゴライ「口が(・*・)こういう感じなんで流動食しか飲めません、チュチュチューって」
「喋り方も『ハイ、ボクユージーン』って感じで喋るんですよ」
MEZ「(真似が)似てる!似てますからねこれ!」
MEZ「ちなみに言っておきますがユージーンは脇役です、メインの話には1割くらいしか関わらない」
ゴライ「そうこれから話すユージーンくんの話はプリーチャー全体でいうと5%くらいの話だけどその5%がとにかく好きだからとにかくその話をしたい!!」
相関図だと一番隅っこだし、ほんとに脇役だ…
話だと年齢分からなかったけど高校生だったのね。
ゴライ「じゃああとはスマホのメモ見るんでコレ(プロジェクター連結してるコード)抜きますね(コードを捨て置く)」
MEZ「おおおーい!!」
ゴライ「あと見づらいんでコレも外します(言及しなかったサングラスも外す)」
MEZ「やっぱソレ見づらいんだ…」
シャークネード特集でも直ぐに外しちゃったのに、必ずかけて登場するゴライくんのこだわりがいいよ。
顔の原因ともなった事件で村八分になってたユージーンくんは、主人公の超能力(ジェネシス)によって住人と和解できたものの、主人公の怒りを買ったせいで地獄に落とされちゃう*22
ゴライ「でも地獄には人数制限があって、ジェシー(主人公)が勝手に地獄に落としちゃったからこう、区画の機械の電源かなんかが落ちちゃって」
MEZ「キャパオーバーになっちゃう」
ゴライ「『侵入者がいる、お前ら全員出ろ』って看守のすごいオバチャンに言われてみんな出るんですよ、その中になんとヒトラーがいるんですよ」
MEZ「ヒトラーがいるんです」
ゴライ「『おわーヒトラーだー!すげぇなどんどん面白くなってくんなぁ!』って思ってたら、ヒトラーがなんか大人しいんですよ『やあユージーンくん』って」
ほ、ほんとにヒトラーだ。
ゴライ「地獄なんで、良い行いをすると"スーパー懲罰房"みたいなところに連れてかれちゃう」
「そんでみんなヒトラー嫌いだから虐めてるんですよ。ヒトラーが『助けて』って目でユージーンを見るんだけど、自分もスーパー懲罰房に行くの嫌だからベベベベッて(蹴る殴る)やって、ってところでその話終わって」
"ヒトラーが地獄でいじめられてる"って結構なインパクトあるなあ。そしてサラッと出てきたスーパー懲罰房 is 何。
ゴライ「『あれユージーン出てこないな』って思ってたらなんとね、ユージーンがマッチョになって出てくるんですよ。すげーイキッててブイブイ言わせてる」
MEZ「久しぶりに出てきたら、なんか知らんがマッチョになってる」
ゴライ「好きだった女の子の名前のタトゥーも背中に入れてて、うぉおすーげー!ユージーンどこまで行くんだお前って思って!!」
MEZ「思想もマッチョになってる」
ゴライ「で、(S2の)11話で地獄やばいから逃げようってなって作戦を(ヒトラーが)立てるわけ。」
ゴライ「大部屋の中に何を言っても突っかかってる奴がいて、『なんでお前になんかついて行かなくちゃいけねーんだよ!』ってそいつが言ったら
『それはな…私が!アドルフ!!ヒトラーだからだ!!!!』って!!!
おわーヒトラーが覚醒したー!!!すーげえー!!!ってなって、ついに化けの皮をバリィ!!って破いてヒトラーが覚醒するわけ」
本性を現したヒトラーと一緒になんやかんや脱獄して現世に戻れたユージーンくん。
ゴライ「(現世行きのバスから)降りた瞬間にヒトラーが逃げて向こうの方行っちゃって、ユージーンが『ソンナア』って言ったところでシーズン2が終わります」
ちょこちょこ挟まれるユージーンモノマネが腹筋を振るわせにくる。
ゴライ「シーズン3でセイントオブキラーズが、サタンに命令されてヒトラーとユージーンを地獄へ連れ戻しに来るんです」
「コイツの銃があらゆるものを殺せるんですよ、劇中だと天使って殺されてもリスポーン(復活)するからジェシーが殺しても殺しても生き返って周りに天使の死体だらけ、みたいなシーンがあるんですけど、セイントオブキラーの銃だと殺されたらリスポーンできない」
ゴライ「話忘れちゃったんですけど、シーズン1で最後にテキサスの街が粉みじんにボカーンって吹き飛んで」
MEZ「あの理解できないと思うんですけど、シーズン1の最後に舞台の街が爆発して何にも無くなって終わります伏線とか生き残ったやつとか全滅」
ゴライ「『もうお前らシーズン1で終わり!バァーン!!』って全部しんじゃって、(主人公)3人と地獄に落ちたユージーン以外全員生き残らず終わります」
MEZ「斬新だよね」
地獄から必死に帰ってきたのに知らん間に住んでた街が焼け野原になってるのキビシすぎるな…
ゴライ「ユージーンは連れてかれた児童養護施設でも前向きに『これも神さまの計画の一部なんだよ』って言ってるわけ。そしたら『ユージーンさん保護者が見つかりました』『ホラネ!』って言ったら、さっきのセイントオブキラーズがバァーン!って立ってて」
MEZ「HOGOSYA-!!!」
ゴライ「一方ヒトラーがね、パン屋で働いてるんすよ。そこで演説して次世代のナチ親衛隊を育ててるんですよ」
MEZ「パン屋でな」
ゴライ「そしたらセイントオブキラーズが来て、『私は!ここから!断じて動かんぞ!』って言ったら次のシーンでもう連れてかれてるんスよ」
ゴライ「で、ふたりとも地獄行きのバスで連れ戻されるんですけど、(主人公の元カノの)チューリップも紆余曲折あってバスに乗ってて。なんとか脱出しようってセイントオブキラーズを怒らせるわけ」
「そしたら急に爆発があってバスが横転しちゃって!なんだって思ったらナチ親衛隊が戦車に乗って出て来くるんですよ!!『すーげぇヒトラー頑張ったなあ!!』って思って」
MEZ「あれはアガるシーンだけど、いいのかなあ?!」
そこから一悶着あってユージーンは地獄に送られるものの、下克上でサタンを殺したセイントオブキラーズによって地上に戻して貰えることに。よかったねユージーンくん。
ゴライ「ヒトラーが(地獄に)残るじゃないですか、ヒトラー何すんのかなぁって見てたら、おもむろにサタンが座ってた椅子に座って地獄の支配者になっちゃう」
(大 喝 采)
MEZ「最低やな!!およそ考え得る最低のオチだな!!」
ユージーン特集に見せかけた「僕たちのユージーンとヒトラー特集」だよねこれ!!途中からうすうす思ってたけど。
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ゴライ「絶賛配信中です。シーズン4までなんで、ぜひプリーチャー見てユージーンの活躍を見てください!じゃあねバイバイ!!!」
MEZ「……主人公サイドの話全然してないじゃねえか」
ゴライ「だって主人公オレそんな好きじゃないんだもん」
おわりに
今回はトークマシマシ回!コーナー聞き終わってからも客席で続きの話ができて大変楽しかった!
普段話せない相手ともわちゃわちゃ交流できるし、それが楽しかったなあって帰れるからとてもいいイベントだよね。飲み会の延長線上にある狂乱の集まり。
ステージに上がるひとたちも、自分の好きを話して楽しそうな姿ばかりで、それを見てこちらも嬉しく楽しくなるわけだから幸福の倍々ゲームですよ。
そして客席も、手拍子やコールに素早く反応して返せるの、オタクの多い集まりゆえの瞬発力だなあって思います。みんなで楽しくなるために、主役を邪魔せずさらに盛り上げる関わり方って大事だよね。
感想書いてる間に残暑も過ぎ去ってもう初秋ですが、熱気抱えて下半期も生き延びていきたいよ!
またね!
*1:ぬいぐるみに対してみたいな表現だな
*2:空から襲いかかるサメをチェーンソーで下から切り上げる動作
*3:文字に起こしても意味分からんな
*4:この辺のゴライイズムが良いですよね。
*5:これ他の上映館でも同じだったのかな、情報お待ちしてます(だれだ)
*6:そう言われると歌詞に感じた「綺麗な顔の割にちょっと土臭い雰囲気」に思い当たるところがありますね…「見たら気ぃつけなこのアロハ!」とか「しない神頼み 気にしないセオリー 忘れない母のお守り」とか
*8:マイク使って尋問もするのかな?
*9:暴力性を引っこ抜かれた結果、ファンからは工業高校の男子みたいなやんちゃボーイズ扱いだよ!
*10:「おいオッサン!オッサン!」と野次が飛ぶ
*11:何一つ信じられないポッセのことをそれでも信じて理解しようと解釈を紡いでいたら、それはきっと後世に残る聖書になるんじゃないですかね。
*12:ちひろ「独歩が羨ましい!だって朝起きたら超絶美形の金髪ギャル(注:一二三くん)がシャケ焼いてるんですよ!!!!!」幻覚じゃなくてドラマCDで出た事実なのが恐ろしい
*13:そも曲調を考えればマイナー調だし歌詞もダウナーだもんね。早起き社会に中指立ててるもんね。
*14:改めて今回噛み締めて、噛み締めすぎて歌詞の話だけで500字くらい書きそうでやめました、いつかやりたい
*15:お客さんを煽るのに「ヒューヒュー!」は良いけど「Pow!PowPow!!」はさすがに分からなすぎたしそれで高まっていく場が理解の範疇を超えて爆笑しました
*16:植田「申し訳ないけどみんなドラゴンボール読んでる前提で話進めるんで!!」
*17:阿G「危険なこと言ってますよ!」
*18:逆さまに抱え上げられる
*19:後日wikiであらすじを読んだら全員重々しいシリアス設定で、この絵のバカバカしさが浮かばなくて怖かった
*20:このへんで「女の裸」って聞くだけで手を叩いて笑う女性の声が聞こえるんですけど笑いのツボとしてちょっとどうかと思いますね(本人談)
*22:ひとを簡単に地獄に落とすなよ牧師